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はじめに -禁煙のきっかけ-
タバコをやめたいという意志がなければ、禁煙できません。禁煙しようと思ったきっかけを大事にしてください。
1.タバコをやめたくなったきっかけはなんですか?
- 自分や家族の健康を考えて
- タバコに関するメディアの情報を知って、怖くなった
- 家族や知り合いに嫌がられるので
- タバコ代がもったいない
- 医師の助言
2.禁煙が続きにくい理由はなんですか?
- 意志が弱いから
- やめる理由があいまいだから
- 悪い仲間に足を引っ張られる
- タバコ(ニコチン)の離脱症状に耐えられない
- ストレスが多すぎるから
タバコのやめ方
自分の意志だけでやめられればいいのですが、ほとんどの喫煙者がニコチン依存症という病気の状態なので、禁煙外来などの専門機関で治療を受けないと、なかなかうまくいきません。また、禁煙に成功しても、ちょっとした気の緩みから、再喫煙してしまう方が多いのも実情です。タバコの誘惑に負けそうになったら、すぐにアドバイスを受けるようにしてください。
1.禁煙補助剤
- 現在、ニコチンガムとニコチンパッチは薬局で入手できます。禁煙外来を開設している医療機関では、ニコチンパッチとバレニクリン(チャンピックス®)という薬を処方することができます。それぞれ、使い方や副作用に注意が必要なため、医師や薬剤師の指導のもとに使用してください。
電子タバコ、通販の禁煙器具、喫煙者のためのタバコ型咳止め(ネオシーダー®)などは、禁煙補助剤として医学的に認められているものではありませんので、使用を避けたほうが無難です。
2.社会の援助、問題解決の技術
- 自分の意思・意志だけでは、簡単に禁煙できるものではありません。禁煙推進に熱心な医師や禁煙推進団体の力を借りることも重要です。禁煙に成功する自信がないなら、彼らのアドバイスに耳を傾けましょう。
禁煙する理由を忘れずに
禁煙に失敗する人たちの多くは、なぜ禁煙しようとしたのかを忘れてしまって、なんとなく喫煙を再開してしまいます。そして、自分の意志が弱いせいだと決めてかかります。でも、おそらく、意志のせいではなく、禁煙する理由があいまいだから成功しないのだと思います。禁煙しようと思った理由を忘れないでください。
日本禁煙学会
禁煙推進に熱心な医療従事者や一般市民で組織されるNPO法人で、禁煙したい人や受動喫煙で困っている人たちのために活動しています。一度、ホームページを覗いてみてください。