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禁煙外来に関する重要なお知らせ(2021年6月21日)

21.06.21

禁煙外来に関する重要なお知らせ(2021年6月21日)

健康保険による禁煙治療の中心的薬剤であるファイザー株式会社のチャンピックス錠が、2021年6月中旬より、当面の間、出荷保留となったことにより、当面の間、新規患者様にチャンピックス錠を処方することが困難となりました。代替治療として、ニコチネルTTSの処方は可能ですが、禁煙治療を希望する患者様に多大なご迷惑をおかけするに至ったことをお詫び申し上げます。

(出荷保留の背景)
ICH-M7(潜在的発がんリスクを低減するための医薬品中DNA反応性不純物の評価及び管理)に基づくリスク評価を行ったところ、主成分であるバレニクリンに由来するニトロソアミンが検出された。

(チャンピックス錠投与における健康被害等)
 これまで本製品で治療を受けた患者へのがんなどの健康被害の可能性は低いとのこと。

(個人的見解)
もともと、紙巻きタバコ、加熱式タバコとも、喫煙によって、ニトロソアミンを含む多くの発がん物質が体内に入ります。これは、チャンピックス錠内服による健康被害のリスクをはるかに上回ります。ただし、タバコ製品は吸入する嗜好品であることから、発がん物質が入っていても、規制の対象にはなりません。一方、チャンピックスは医薬品であり、発がん物質がわずかでも含まれると、製造・販売が厳しく規制されます。とてもおかしな事態であるため、チャンピックス錠の出荷が早く再開されることを祈るばかりです。

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森島 真 院長

  • 日本産婦人科学会認定産婦人科専門医
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受動喫煙症とは、タバコを吸わない人が、タバコの煙の混じった空気を吸い込むこと(受動喫煙)によって発症する病気のことで、次のような特徴があります。
  • タバコの煙に接した時に症状が始まる。
  • タバコの煙に接しなければ、症状が消失する。
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